なぜスターバックスは オーストラリアから撤退せざるを得なかったのか!?

なぜスターバックスは オーストラリアから撤退せざるを得なかったのか!?

スターバックスは現在、世界に28,000以上のお店を構えており、

日本でも至る所で店舗を見かけることができ、市場も着実に拡大しています。

オーストラリアでも2000年にシドニーで第一号店がオープンしましたが、

なんと2008年までに70%以上の支店がクローズし、23店舗だけを残し

マーケットは2/3へと急速に小さくなりました。(CNBC 2018年7月25日)

スターバックスは少なくとも143万ドルの損失を出したと発表しています。

(SBSNews 2014年6月2日)

しかし、「market research organisation Roy Morgan Research」によると

オーストラリア人は一週間に平均して10.5 杯から9.2杯のコーヒーを消費するようで、

つまり一日に1杯以上のコーヒーを飲む人がほとんどだそうです。

では、なぜオーストラリアにはコーヒー好きが多いにも関わらず、

シアトル発祥のアメリカのコーヒー文化は受け入れられなかったのでしょうか。

 

理由

  • ヨーロッパからの根強いコーヒー文化

オーストラリアはもともとイギリスの植民地だったことから

紅茶文化が一般的でしたが、第二次世界大戦の際、

ヨーロッパからの多くの移民がオーストラリアに流れ込み、

主にイタリアやギリシャの移民がエスプレッソを中心とした

上質なコーヒーを提供するカフェを経営するようになりました。

ヨーロッパがもたらしたコーヒーは次第にオージーにも受け入れられ、

今の“オーストラリア独自のコーヒー文化”の基盤ができました。

このように既に根強いコーヒー文化があったため、

スターバックスが付け入る先がなかったようです。

 

  • ローカルのカフェより高い

ローカルのカフェでラテやマキアートを飲もうとすると

一杯3~4ドルくらいで飲むことができます。

しかも綺麗なラテアートつきの質の高いコーヒーが

飲めるとなれば、スターバックスを選択する

理由がなくなってしまいます(笑)

 

  • オージーの好みと合わない

スターバックスでは砂糖をたくさん使ったメニューが豊富ですが、

エスプレッソなどの濃いコーヒーの味を好むオージーに

合わなかったのかもしれません。

“When they launched, they launched too rapidly and they didn’t give the Australian consumer the opportunity to really develop an appetite for the Starbucks brand,” said Thomas O’Connor, a principal research analyst specializing in consumer industries at Gartner. (CNBC 2018年7月25日)

 

■オーストラリアでは独自のコーヒー文化

フラットホワイト

エスプレッソにスチームミルクを

注いだもので、ラテよりフォームがきめ細かく

口当たりが柔らかいです。

表面が“フラット”になるまで

ミルクを注ぎます。

ロングブラック 

エスプレッソのダブルショット

にお湯を注いだものです。

アメリカーノは最初にエスプレッソを入れてから

お湯を足しますが、ロングブラックは先にお湯を入れ

てからエスプレッソを入れます。

後から入れることでエスプレッソのクレマ()

保持されてよりフレーバーが強くなるそうです。

アイスコーヒー
オーストラリアでアイスコーヒーを頼むと
バニラのアイスやホイップクリームが
上にのったものが多いです。
いわゆるコーヒーフロートです(笑)
少し甘いですが、暑い日にはピッタリです!

オーストラリアにあるカフェの95%は個人経営のお店であると言われていて、

残りの5%をスターバックスやグロリアジーンズコーヒーなどの

チェーン店が占めています。

街を歩けば素敵なカフェを見つけることができますし、

それぞれのお店に特徴があり、バラエティが豊富です。

オーストラリアではバリスタとしてのキャリアがリスペクトされていて、

自分の仕事に誇りを持って働くプロフェッショナルな人が多いです。

また、バリスタになるための学校も多いだけでなく、

個人でラテアートレッスンを行っている人がいるなど気軽に

受講できるものも多くあるので、オーストラリアに滞在中に、

挑戦してみるのも良いかもしれません!

 

是非、オーストラリアでお気に入りのカフェやバリスタを見つけてみてください☺

voicec02
この記事を書いた人
ワーキングホリデーでシドニーに滞在中のRieです。大学卒業後、学生時代にルームシェアをしていた留学生の影響もあり、「自分の可能性を広げたい」と、日本での就職を辞め、オーストラリアに来ました。文化も言葉も違う人との出会いは刺激的で、自分の中でかけがえのないものとなっています。
実体験を踏まえながら、皆さんに有益な情報を届けられたらと思います!

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山本 尚子

山本 尚子

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