こんにちは!Rieです。
「海外で暮らしてみたい」、「英語を話せるようになりたい」と
ワーホリビザを利用し、海外生活を始めるきっかけは様々だと思いますが、
中には「帰国後の就職はどうしよう」と不安に感じている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、実際にワーホリを終えた人はどうしているのか
“ワーホリ後の進路について”お話ししたいと思います。
・ワーキングホリデーの印象が強い
日本企業の多くは“空白期間”を嫌う場合がほとんどです。
海外でワーホリを経験して来たというと“遊んできた人”
というイメージが強く、ワーホリでの経験がプラスどころかマイナスに
働く場合が多く、就職活動が上手く進まないケースは少なくありません。
・海外での働き方を求めすぎてしまう
ワーホリ中は特に時間的拘束が無いため、その生活スタイルに慣れてしまうと
日本特有の働き方を窮屈に感じてしまうことがあります。
自分にとっての“働きやすさ”や自分が“仕事に求めるもの”を
ワーホリ期間中に明確にしておく必要があります。「ワーホリでの生活は一時的なものである」ということを忘れないことも大切なように思います。
・英語力を具体的に証明できない
海外でせっかく身についた英語力を日本でも活かしたいという人の中には
「日常生活レベルの英語力ができる」など実際にどの程度の英語力を持ち合わせているのか証明できない場合も多く、海外での経験が上手く活かせないことがあります。
▼オーストラリアでの滞在を延長する
専門学校や語学学校に通い、学生ビザに切り替えて
オーストラリアでの滞在を延長するケースです。
エステティシャンやメイクアップアーティストとして
活躍するための美容学校に通ったり、
アカウンティングやマーケティングなど
ビジネスを学ぶ専門学校に通うことで、
次の就職活動に活かすことができる可能性があります。
または永住権取得を視野に学校で学ぶという選択をする人もいます。
しかし、永住権に関する制約は年々、厳しくなっているため
学校に行ったという事実だけで永住権を取得することは難しくなっています。
多くの場合は移民局が出している職業リストを確認し、
実際の就職のできるコース選定を何重にも練る必要がありますが、
その道のりは以前より格段に厳しくなっています・・・。
▼違う国でワーホリをする
一度ワーホリを経験した人の中には、
「また海外で暮らしたい!」という人も少なくありません。
現在、ワーホリビザが取得可能な英語圏の国はオーストラリアの他に
ニュージーランド・カナダ・イギリス・アイルランド・・・とたくさんあります。
英語圏以外の国も合わせると22か国もあります!(2018年現在)
オーストラリアでのワーホリ生活がそうであったように、
そこで出会う人や環境によって、その後の可能性が大きく広がることもあります。
▼帰国後も同じ職に戻る
看護師や美容師、先生など専門的な知識や技術を必要とする
仕事をしていた人に多く見られるケースです。
帰国後も元の職に戻りやすいことから、ワーホリ中は
特にこのような職に就いていた人に会う機会も多いです。
一度、自分の職から離れることで、
再度仕事に対する「やりがいを見出した!」という声を耳にすることも多々あります。
▼英語を活かした職に就く
就職のための具体的な目標を立ててワーホリ生活を
過ごしていた人に見られるケースです。
実際に日本に帰国後に英語を活かした仕事について言いる人のほとんどは
「TOEIC900点以上取得する」など英語力のレベルを
具体的に証明できる資格取得のためのワーホリ期間中あるいは、
渡豪前から英語学習に力を入れています。
英語を必要とするポジションの多くは、そのレベルを設けていることがほとんどで、
例えば、観光業界で英語を使ったポジションに就く場合は
「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている」といわれる
ビジネス英語レベルのTOEIC730点以上のスコアを持っていることが、目安となります。
外資系の会社では、ビジネスの文書を書くことや、読むことができる英語力に加えて
実際に英語での商談をスムーズにできる会話力も必要なため、
TOEICで求められるスコアも高いです。
他には小学校英語指導者資格(J-shine)を取得して先生として英語を教えるなど、
キャリアチェンジするきっかけとしてワーホリを利用する人もいます。
▼フリーランスで働く・起業する
オーストラリアでの生活を活かし、個人で働くケースです。
バリスタやシェフとしての経験から、日本でカフェやレストランをオープンしたり、
経験談を基にフリーライターとして活動したり、または外国人相手のビジネスを始めるなど選択肢は様々です。
日本での外国人観光客の増加現象からも、
日本で企業する場合は外国人を相手としたビジネスの成長率は高いと言えますし、
将来的に考えるとビジネスのコネクションを作るために
ワーホリや留学に行くということも、今後の可能性を広げるきかっけになると思います。
または、オーストラリアに滞在中は、徹底して“旅行すること・遊ぶこと”に
自分の時間を費やし、自分の体験談を基にした本を出版したことをきっかけに、
フリーライターとして活躍している友人もいます。
いかがでしたでしょうか??
ワーホリを終えた人の中には、
行ったことを後悔する声もあるようですが
わたしは海外での経験が「無駄になることは決して無い」と思っています!
ですが、ワーホリでの経験を次のステップに活かしたいという方は
渡豪前または滞在中に一度、目標設定を明確にすることが大切です。
ワーホリ期間中の1年または2年だけでなく、
その先の将来も視野に入れた計画が必要だと思います*
この記事を書いた人
ワーキングホリデーでシドニーに滞在中のRieです。大学卒業後、学生時代にルームシェアをしていた留学生の影響もあり、「自分の可能性を広げたい」と、日本での就職を辞め、オーストラリアに来ました。文化も言葉も違う人との出会いは刺激的で、自分の中でかけがえのないものとなっています。
実体験を踏まえながら、皆さんに有益な情報を届けられたらと思います!

DesignPlus

Latest posts by DesignPlus (see all)
- Lloyds International College - 2020-05-01
- 【5月入学限定】大人気TESOLコースが$750オフ! - 2020-04-27
- 【コロナ対策】オンライン診察のご案内。 - 2020-04-24