こんにちは!Natsukiです!
前回に引き続き、
ことわざの英語表現を紹介していきたいと思います。
パート1↓
https://designplus-edu.com/blog/study-english/6213/
パート2↓
https://designplus-edu.com/blog/study-english/6232/
When in Roma, do as the Romans do.
=“郷に入っては郷に従え”
なぜ、この英語表現になったのかは
いろいろな由来があります。
中世日本の初等教育用書籍「童子教」に書かれていたや
(出典:故事ことわざ辞典)
1700年代にチェスターフィールド郷が息子にあてた手紙から来た
などなど・・・。
はっきりしたところは分かりませんが、
とっても有名な表現なので、
“When in Roma.”の後を省略して使うこともできるようです。
例:
(オーストラリア人が日本のラーメン屋さんで)
A: Making noise when you eat noodle is bad manner.
(麺を食べる時に音を立てるのは良くないよ。)
B: I know but we are in japan. When in Roma (,do as the Romans do).
(知ってるよ。でも私たちは日本にいるでしょ。“郷に入っては郷に従え”よ!)
Spare the rod and spoil the child.
直訳すると、
「鞭を惜しむと子供をダメにする」と言う意味になり、
英語の表現の方が直接的で厳しい表現ですね。
日本語から直訳すると、
「If you love your child, send him/her on a journey」となります。
通じなくはないのですが、
ちょっと長い表現になってしまうので、
最初のことわざを使うと良いでしょう。
Between two stools you fall to the ground.
=“ニ兎追うもの一兎も得ず”
英語のことわざの由来はわからないですが、
ニュアンス的には、
ふたつの椅子に座ろうとして間にしりもちをついた、
と言う感じでしょうか。
ちなみにこの表現はどっちつかずのようなニュアンスもあるので、
どっちつかずが故に失敗した
というような意味合いで使われることもあります。
Loose lips sink ships.
=“口は災いの元”
Loose= 緩む、 Sink= 沈む
直訳は
「口が緩むと、船が沈む。」と言う意味になります。
このことわざは
第二次世界大戦中にアメリカの船員が言っていた言葉が広まって、
みんなが使うようになったらしいです。
要するに、
情報を漏らすと戦争に負けるぞ、という忠告なのだとか。
(It is)no use crying over spilled/ split milk.
=“後悔先に立たず”
直訳:「こぼれたミルクのことで泣いてもしょうがない」
=「後悔してもしょうがない」
こぼれたミルクのことで泣いても、
ミルクはもとに戻らないよ。使えないよ。
→泣いてもしょうがない。
=後悔先に立たず
という事になります。
この英語表現は
“覆水盆に返らず”のことわざとニュアンスが似ていますね。
That ship has sailed.
一番シンプルな言い方としては、
“(It’s) too late”「手遅れ」になりますが、
もう少しことわざ的な言い方をすると
最初に紹介した“That ship has sailed.”
になります。
他にも、
“The bird has flown.”「鳥がもうとんでしまった」
などもことわざ的な言い方ですね。
The dog that trots about finds a bone.
=“犬も歩けば棒に当たる”
Trot= 駆け回る
直訳:「駆け回る犬は骨をみつける」
=「犬も歩けば棒にあたる」
他にも、
“A flying crow always catches something.”という英語表現があり
「空飛ぶカラスはいつも何かを捕まえる」
という意味になります。
これの元はオランダのことわざが英語化されたものなので
犬ではなくカラスになっています。
どちらとも意味は同じですが
最初に紹介した
The dog that trots about finds the boneは
あまりネイティブの人は使わないようです。
Even homer sometimes nods.
Nod= 居眠り、(眠くて)うとうとする
直訳:「ホーマーでもたまに居眠りをする」
Homer(ホメロス)とは、
紀元前9世紀のギリシャの歴史上有名な叙事詩人、
Homerosの愛称です。
Homerのような偉大な詩人である
彼の作品の中にも居眠りして書いたような部分がある、
というのがこのことわざの由来だそうです。
“弘法も筆の誤り”に近いニュアンスの英語のことわざですね。
他にも、シンプルに
“Nobody is perfect.”=「完璧な人はいない」
“To err is human (to forgive, divine).”
=「間違えるのは人間(許すのは神)」
などと言うこともできます。
Even a pig climb a tree when flattered.
=“豚もおだてりゃ木に登る”
Flattered= おだてる、ちやほやされる (出典:weblio英和辞典)
これは直訳したとおり、
「豚もおだてりゃ木に登る」です。
もう少し短くして、
“Pigs might fly when flattered.”
という事もできるようです。
ちなみに、
“Pigs might fly.”は英語のイディオムで
「万が一にもあり得ない」
と言う意味になるそうです!
Cast pearls before swine.
Cast= 投げる、投げ込む
swine= 豚(古風な又は学術的な意味で用いられる)
直訳:「豚の前に真珠を投げる」
このことわざの由来は
新約聖書のマタイ伝7章6節に出てくる
イエス・キリストの説教のひとつなのだとか。(出典:故事ことわざ辞典)
このことわざを日常会話にいれて使いたい場合は、
例)
“Don’t cast pearls before swine.”や
“Don’t throw pearls down in front of pigs.”
と使った方が良いでしょう。
いかがでしたか?
これら以外にもまだまだたくさんのことわざがありますが、
今回は
ちょっと面白い表現のものや、
日常会話でも使えそうなものをピックアップしてみました。
ことわざを日常会話に混ぜて話してみてはいかがですか?
少しでも何かの参考になればなと思います。
ここまで、読んでいただきありがとうございました。
この記事を書いた人
オーストラリア滞在中のNatsukiです。高校卒業後、オーストラリアの大学に進学する為に、2016年に渡豪し、現在大学で勉強しています。趣味はバスケと海外旅行で、アクティブに行動することが好きです!自分の経験を活かして、少しでも読者のお役に立てる情報をシェアしていきたいと思います!

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